ツアー Tシャツ ホワイト
¥6,160
音楽プロジェクト”DOMINICUS IXBARANQUE JUPITRIUS(ドミニクス・イシュバランケ・ジュピトリアス:通称 DiJ)”のライブツアーTシャツ。
3047年、月のティコ・クレーター地下アリーナでのライブver。
ツアー名は"INFERNAL SYNCOPATION(地獄のシンコペーション)"
DiJは木星で結成された。楽曲によってゲスト・ボーカル、演奏者が加わる。
中央に描かれているのは木星(ジュピター)を象徴する神ゼウス。その周りを改造された楽器が囲んでいる。宇宙ゴミ業者やジャンク屋から買い入れたパーツを後付けしデザインされたため、各楽器の形は保っているが、音量や音色は改変され想像と異なる。ゼウスの”表面”には慶長から寛永年代の琳派の平面装飾(鶴)が見られる。
DiJ曰く、「木星の酸素は月よりも高価だ。その薄い酸素が我々の音楽を作った……」
※酸素は、地球の限られたエリア(Oselania, Thyretokoなど)で生成、精製されており、殆どの惑星が地球からの輸入に頼っている。月も木星も同じだが、より遠い木星は維持管理費や輸送費などコストがかさみ高額になる。おまけに輸送船が50年も運用されている代物で、航行中に受ける紫外線やX線の影響で酸素が劣化しているという。
それにより木星ではスプレー缶に充填した安価な酸素が密輸入されている。若年層を中心に出回っているスプレー缶は、塗料やガスボンベを流用した物が殆ど。そのため残留異物を吸い込んだ若者が医療局に運び込まれるケースが後を絶たず社会問題化していた。
以下、演奏楽曲
1.MISS II(MAN IN SPACE SOONEST II)今すぐに人間を宇宙へ、というJFKの言葉からインスパイア。
2.ANTI GRAVITY 重力に苦しめられきた”地球生まれ”のためのR&B。
3.CROISSANTS FOR BREAKFAST(クロワッサンを朝食に) 三日月の形から作られたパンを、月で食べる贅沢をしようとした。しかし月にいると三日月を見ることが出来なかったというユーモラスな曲。
4.1/6 月の重力は地球の6分の1しかない。それにちなんで曲調が少しずつ速くなり、演奏が終わるころには始めの6倍の速さになっている疾走曲。
5.IT’S GONNA RAIN”45MIN” 「雨が降る」という音声を入れたカセットテープを、ステージを埋め尽くす数に積み上げたラジカセで一斉に再生する。各ラジカセで微妙に異なる再生速度によって、徐々にズレていく「雨が降る」を音楽とした作品。45分後に実際の雨粒が大量に落ちるが、ステージ上のメンバーにかかる直前で反重力装置を作動、雨が瞬く間に天井に引き上げられ結局、雨は降らないという演出がなされた。
6.TSUKUYOMI 日本の古い書物に描かれている月の神”ツクヨミ”。月を読む、という名の通り、地球で昔使われていた暦がモチーフ。規則的に作られた12のメロディーからなる。
7.BLUE ROND ALA VON BRAUN(フォン・ブラウン風ブルーロンド) フォン・ブラウンとは月着陸を成功させたV2号ロケットを作った偉人。彼の憂鬱を表現しているが、曲調は明るくアップテンポ。
8.Best Gimlet on The Jupiter(木星で最高のギムレットを) DiJが住む木星で、最もキレのあるギムレットを出すバーがある。その南極のバーにメンバーは足繁く通い、皆、六角形に並ぶサイクロンを眺めて酒を舐める。
9.ABRACADABRA(アブラカダブラ) 古く地球に伝わる魔法の呪文。正三角形のボックスにABR~の文字を詰め込み、射出されたアルファベットから順に単語を作り歌詞にしていく即興性の強い曲。楽器は使わない。
10.D'où venons-nous ? Que sommes-nous ? Où allons-nous ?
(我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか) 神話を描いたとされる昔の絵画のタイトルから。DiJのメンバーは木星で開かれたHi-ホログラムの展覧会においてこの絵を知った。長期間かけて惑星間を移動し、時に命を危険に晒すこともある彼らの行動原理を表す代表曲。
11.KEPLER-1649C 惑星 ケプラー1649Cがモチーフのヴァイオリン・ソナタ。地球とほぼ同じ大きさ、環境を備えている星。移住先として1000年ほど前から研究がなされているが、地球から300光年という距離が壁になり他の惑星での移住が進んでいる。DiJもまだ見たことはない。
12.Fly Me to The Alpha Centauri(私をアルファ・ケンタウリへ連れてって) アルファ・ケンタウリは3つの星が近くで輝くことで大きな1つの光りに見える恒星系。ケンタウルス座で最も明るく見えるそれと、パートナーへの感情を重ねた少女の歌。天の川銀河圏のスタンダード・ナンバーをDiJがアレンジ。
13.Va où tu peux, meurs où tu dois(行けるところまで行き、然るべきところで死ね) ヨーロッパのある地域に伝わることわざ。10曲目と同様、DiJの軸となっている言葉を楽曲化。オリオン座を背景に、マッチのように燃え消えていく宇宙船や、木星のオーロラ、酸性雨の降りしきるアジア・タウンなど、彼らがこれまで見てきた情景をラプソディーで表現。
14.TOO SWEET REVENGE(甘すぎる復讐) 月のコペルニクス市でメンバーが見つけたコンパクト・ディスクのオマージュ。“悲しすぎる音楽”をテーマに制作した曲が”暗すぎる”と言われたことでリビルド、完成したピアノ曲。赤い座席のコンサートホールで演奏する様を思い描いたとされる。
15.オカエリ(リは左右反転) ある作品へのオマージュ。時が流れ、Nihon-Goを理解できる者がいなくなってしまい”オカエリ”が伝承になってしまっている地球。ライブツアーに相応しい壮大なエンディング曲。
16.アンコール JETTISON(ジェットソン) “投棄”の意味。不要になった部分を切り捨てながら前に進んでいくDiJの活動そのもの。イントロの"笙"の音と、随所に挟まれる金属音,噴射音などロケット打ち上げの音響とのコントラストが印象的。爽快なアップテンポ・ナンバー。
17.アンコール Within this decadE(この10年以内に) 月に行く、とJFKが宇宙開発について宣言した言葉から作った楽曲。DiJのプロジェクトは、10年以内に何が計画されているか、明らかにされていない。
※DiJは架空の音楽プロジェクトです。
■プリントについて
モニターやスマートフォンで見るのとは異なります。実物はコットンの質感、ざらつき、毛羽立ちが生きた、味のあるプリントになります。参考画像ほど鮮明にはプリントされません。
■発送までの日数
ご注文頂いてからプリントする受注生産のため、発送まで 5〜7営業日 頂いております。
■包装について
サスティナブル梱包。外袋が再生プラスチックを含む素材のパッケージに包装されます。
また包装資材 削減のため、透明の内袋はなく、Tシャツが外袋にそのまま入っています。外袋の耐久性は新品プラスチック素材の袋と同様です。
外袋を開ける際は、中のTシャツを傷つけないようご注意ください。
• 綿100%
• 生地の重量:190 g/m²
• レギュラーフィット
• 丸胴仕様仕立て
• 肩幅テーピング(内側の縫い目隠し加工)
• 防縮加工済み
• Tシャツはベトナム製